多汗症の手術後
今まで、たくさん治療法を述べてきましたが、それらの中でも“交感神経切除術”と“超音波療法”の二つはメスを使って行う治療法です。麻酔を使って体に切開を入れるわけですから、術後注意すべき点がいくつかあります。
まず、ばい菌が入ってくるのを防ぐために、切開した部分のガーゼや絆創膏はむやみに取らず、濡らさないようにしましょう。そして、定期的に病院で清潔なガーゼに交換してもらいましょう。万が一、ばい菌が体内に入ると、敗血症という恐ろしい感染症にかかってしまい、命にかかわる一大事になりかねません。
次に、術後しばらくは激しい運動をさけ、重いものを持たないようにします。切開する場所はちょうど脇の下ですので、力が入りすぎると傷が治りにくくなります。
そして、術後の飲酒はしばらく避けましょう。とくに“交感神経切除術”では手術で全身麻酔を使っていますので、飲酒によってふたたび体に負担がかかってしまいます。お医者さんに相談して、状態が安定してからお酒を楽しんでください。